5月2日14時より、山口達也さんが起こした強制猥褻事件を経て、今後のTOKIOはどうやっていくのか、城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんが謝罪会見を開きました。
いったい何を語ったのか?
どんな内容だったのか?
TOKIOはどうなるのか?
謝罪会見の内容をまとめます。
謝罪会見冒頭、城島茂さんの言葉
松岡昌宏さん、城島茂さん、国分太一さん、長瀬智也さんの順番に登壇し、各々が深く頭を下げました。
城島茂さんが被害者の方とご家族に
「本当に申し訳ありませんでした」
と謝罪し、4人そろって24秒間頭を下げました。
続けてファン、スポンサーなどへ謝罪の言葉を述べ、4人は再び頭を下げました。
そして城島茂さんより4月30日にTOKIO5人で話し合いの席が設けられたこと、その席で山口達也さんがTOKIOを脱退したい、と辞表を出したことを明かしました。
「山口は辞表を取り出しまして、リーダーである私に託しました。
憔悴しきった山口を見ると、即、やめてくれとは言えない私達がいました。
リーダー甘い、TOKIOのメンバーは甘いと思われるかもしれませんが、今後、私達の音楽活動、山口の処遇を含め結論が出せなかったことは事実です」
と結論を保留していることも明かされました。
本日は皆様、私どものためにわざわざお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
TOKIOのリーダー城島茂です。今回うちのTOKIOのメンバー山口達也が犯した事件におきまして、被害に遭われた方、そしてご家族の皆様にTOKIOのメンバーとして心より深くお詫び申し上げます。
本当に申し訳ございませんでした。そして、私たちTOKIOを普段から支えてくださっているファンの皆様、スポンサーの皆様、全ての仕事関係者の皆様に、本当に多大なご迷惑をおかけしました。
心より深くお詫び申し上げます。
申し訳ございません。今回の山口の件におきましては、私たちメンバー全員深く受け止めております。
実際にこれまでに事件発覚後、時間がありましたけれども、一刻も早く、このような形で自分たちTOKIOとして謝罪と、そして自分たちの思いを発表しなければという気持ちはあったんですけれども事件発覚後、25日ですか。
それから全員が集まったのが、なかなか時間がない部分がありまして、5人集まったのが30日、月曜日の夜でした。その中で、5人でいろいろと話し合いまして、そこで山口達也の口から出た言葉がTOKIOを辞めますという言葉でした。
その言葉、5人の話し合いの中で自然と出たというわけではなく、本人はもともとその決意を固めていたようで、途中から、自分のかばんの中から退職願、辞表を取り出しまして、それをリーダーである私に託してきました。正直、本人も憔悴しきっている中で、メンバーそれぞれいろんな思いを抱えて5人集まったんですけどもそこでどうすべきか。
TOKIOの今後の活動も含めどうすべきか、山口の処遇も含めどうすべきか。
今まで5人、自分たちで考えてやってきた部分もあったので5人の話し合いの中でどうしようかという部分はあったんですけど、正直なかなか山口の憔悴しきったその姿を見ているときに、23年一緒にやってきた仲として辞めてくれっていうふうに言えない私たちがいました。ただ、TOKIOとしてやっていかなければならないこと、責任、確かにあります。
今後も私たちが芸能活動、音楽活動も含め山口の処遇も含めどうすべきか。
答えがそのとき出せなかったのも事実です。ただ、今、僕たちにできるのは、今日この会見でできることは、まず被害に遭われた方、そしてご家族の皆様に、TOKIOとしてメンバーとして、山口の責任はTOKIOの責任だと思っています。
みんなの責任だと思っています。
全員で謝罪会見を開かせていただくのが、まずはそこが一番優先じゃないかという結論に至りました。1人は5人のため。
5人は1人のため。
そんな思いで23年メンバー5人で突っ走ってきました。
いいときも悪いときもありました。メンバーによってはデビュー前からですから、30年一緒にいた仲間もいます。
多分、今これ(会見を)山口見てると思います。どういう結果になろうとTOKIOのリーダーとして矢面に立ってこのメンバー全員で、TOKIOとして何を伝えられるのか。
しっかりと皆さんの質疑応答に答えて、きちっと報告できることはして、謝罪のことは謝罪して、この先どうするかはまだ答えは出ていませんが、ただ目の前のできることをしっかりとやって頑張っていくしかないなというのが、結論でございます。この結論が皆さんにとってTOKIOって、甘い。
リーダー、甘い。
メンバー全員、甘い。
いろんな声があると思っております。
それも含めてメンバー全員受け止めていきたいと思っています。本当にこの度は申し訳ございません。
出典:yahoo!ニュース
松岡昌宏さんの言葉
今回の、うちの山口の事件で、本当に被害をお受けになった方、そのご家族の方、そして今までTOKIOを支えてくださったいろいろな関係者の方々、ずっとTOKIOを応援してくださったファンの方々。
本当に今、申し訳なく、情けない気持ちでいっぱいです。皆さんが、山口の会見をご覧になってご指摘されていた、自分にまだ席があるならそこに帰りたいという発言を自分で目にしたときに、山口の、彼の甘ったれたあの意見は一体どこから生まれるものなんだろうと、正直思いました。
恐らく、あのときの彼は、自分が崖っぷちではなく、自分が崖の下に落ちていることを気付いていなかったと思います。
そういった、いろんなことから生まれてくる甘えが、その根源は一体なんだろうってずっと考えました。TOKIOに戻りたい。
俺にはTOKIOがある。
TOKIOに帰る場所がある。もし、そういう気持ちが少しでも彼の中にあり、その甘えの根源が僕らTOKIOだったとしたら、これはあくまで自分の意見ですけども、そんなTOKIOは1日も早くなくしたほうがいいと思います。
僕がテレビを見ていたら、そうやって言う視聴者の1人になっていたと思いますので。
それを思いながらずっとメンバーにも会えず、考えていく中で、その一方、本当に申し訳なく情けないんですが、ありがたいことに、番組継続、いろんなお仕事を継続、そういうお声もいただいたときに、今僕ら4人ができるのはなんだと思うと、それをしっかり果たすことがプロなのではないかという、そのはざまで戦っています。辞めるのは簡単だと思います。
ただ、与えられたことは、きちっとやらなきゃいけないのがプロだと思ってます。今、自分の中ではまだ整理が全然ついていませんが、皆さんに今日聞かれたことは全てお答えしようと思っていますので、なんでも聞いてください。
よろしくお願いします。出典:Yahoo!ニュース
松岡昌宏さんはこう言いました。
「TOKIOに戻りたい。山口達也の甘えの根源がTOKIOだとしたら、TOKIOは1日でも早く解散したほうがいい」
目に涙をためながら、怒った風に語る松岡昌宏さん。
山口達也さんを慕っていた松岡昌宏さんだからこそ、悲しい気持ち・許せない気持ち・寂しい気持ちが大きいのでしょう。
長瀬智也さんの言葉
このたびTOKIOのメンバーである山口達也が、皆様に多大なるご迷惑ご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
被害に遭われた方、被害者のご家族の方々、僕らでも想像ができないような、つらい気持ちにさせてしまい大変申し訳なく思っています。
そして、関係者各位の皆様、スポンサーの皆様、各テレビ局の関係者、スタッフの方々。
差し替え作業であったり、再編集作業、多大なるご迷惑をおかけして、大変申し訳ありません。そして、ずっと待ってくれているファンの方。
こういう形でカメラの前に立つことをどうか、お許しください。自分が事を知ったのは、ほかのメンバーと同じタイミングで知りました。
正直、ショックという気持ちが強かったです。
彼の会見もしっかりと拝見しました。やはりお酒のせいにしてしまったり、またここに戻ってきたいという発言も、彼の甘さがにじみ出ていたような気がします。
大人として、1人の男として、このように導くことは決して許されることではありません。
被害者の方に純粋な気持ちがあったと思うと胸が苦しいです。なので、被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを、心から願っています。
そして僕らもこの件にちゃんと向き合って被害者の方とも向き合って、各々、一人ひとり、個人個人の仕事もあります。
今はそのいただいているお仕事を一生懸命やらせていただきながら、今後の自分たちを考えていこうかなと思っている所存です。本当に申し訳ありませんでした。
出典:Yahoo!ニュース
お酒のせいにしたり、TOKIOに戻ってきたいといった山口達也さんは甘い。
被害者の方の純粋な気持ち(山口達也さんと仲良くなりたい?話したい?)を思うと胸が苦しくなります。
被害者の方を責めたり、特定するようなことはやめて欲しい、と語りました。
国分太一さんの言葉
本日は、お忙しい中、お集まりいただきまして、本当にありがとうございます。
まずは被害に遭った方、そしてその家族に、同じグループ、メンバーとして謝罪させていただきます。
本当に申し訳ございませんでした。そして、TOKIOを信じ、ずっと一緒に仕事をしてくださった皆様、大変申し訳ございません。
そして何より、自分たちを信じ、一緒にここまで走ってきてくれたファンの皆様。
悲しい思いをさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。正直、ここ数日、複雑です。
今も、複雑の状況でしゃべっています。
朝起きて、ここ数日自分のやっている番組で、必ず山口の記者会見を何度も見ます。
悔しい思い。寂しい思い。
山口の、もしまだ自分の場所があるのであれば、というあの言葉。
もはや、どう聞いていいかわからない状況です。ただ自分の心の片隅に、手を差し伸べてしまいそうになることもあります。
それはいけないんだとわかっていますが、毎日こういった感情が交互に現れます。山口が自分たちの前で辞表を出したとき、何が起きたのかわかりませんでした。
それでも、普通はこの辞表を認めるべきだと思います。
ただ、自分たちもまだ冷静ではありません。
山口自身もかなり憔悴しきった状況です。
もしその辞表を受理したとしても、僕は山口を見捨てることはできません。彼がこれから被害者の方と、どう向き合っていくのか。
彼自身が、どうやって自分と向き合っていくのか。
それを、しっかりと見続けなきゃいけないと思っています。本当に申し訳ございませんでした。
出典:Yahoo!ニュース
毎日ビビットで山口達也さんのニュースに触れている国分太一さん。
席があるなら戻りたい、という言葉を「悔しく、寂しい思い」…どう聞いていいかわからない毎日だそうです。
いけないことだとはわかっているけれど、山口達也さんに手を差し伸べたくなる。
もし山口達也さんがTOKIOを脱退、所属事務所を退所しても自分は山口達也さんを見捨てることができない。
これから被害者の方、自分自身とどう向き合っていくか、それを見極めないといけない、と語りました。
さて、結局会見の結果はどうなったのでしょうか?
TOKIOは解散なの?それとも存続??
次の記事でまとめます。
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