4月26日14時より山口達也メンバーが記者会見を開きました。
山口達也メンバーが30秒かけて深くお辞儀をしました。
まずジャニーズ事務所弁護士の方が事件のあらましと山口達也メンバーが芸能活動を無期限謹慎するということ、被害者の親御さんからの言葉が読み上げられました。
山口達也メンバーの記者会見の内容をまとめます。
弁護士からの冒頭の言葉
冒頭は弁護士が状況を説明しました。
被害届を出されたことを山口達也メンバーが知ったのが3月末、ジャニーズ事務所が知ったのは最近だったため、会見の開催まで時間がかかったことを謝罪しました。
また山口達也メンバーが芸能活動を無期限で謹慎することを発表しました。
そして被害者の女性の親御さんからの言葉を読み上げました。
今回娘が被ったことは親として決して許せるものではありません。
ただ娘も山口達也メンバーもこれからがあります。
この過ちでひとりの人間の未来が全て奪われてしまうことは私たちものぞんでおりません。
山口達也メンバーには娘の心の傷に向き合いながら、これからを考えていただき、また娘についてもそっとしておいてもらいたいと思います。
というような内容でした。
山口達也メンバーは被害者とご家族に誠心誠意謝り、許しを得て被害届は取り下げられたとのことです。
山口達也メンバー、セクハラ事件の全容
山口達也メンバーは以前からお酒に頼ってしまうことが多く、体の為にも少し入院したほうがいいと言われ、2018年1月から一か月ほど入院していました。
2月12日、退院をした山口達也メンバーは朝仕事をした後、夕方から一人でお酒を飲み始めます。
おしゃべりをしたくなった山口達也メンバーは、以前から何度も会っていて好感を持っていた被害者に電話をします。
「直接話したいから家においでよ」と被害者を呼び出し、被害者は友人と一緒に山口達也メンバーの家を訪れます。
時間は20時頃でした。
リビングで山口達也メンバーはお酒を飲んでいましたが、被害者と女性にはお酒を薦めず、30~1時間ほど会話していたようです。
焼酎1瓶くらい開けていた山口達也メンバーは酩酊状態。
被害者にキスをしてしまったそうです。
詳細は調査中で、被害者に卑猥な言葉をかけたことや「何もしないなら帰れ!」と言ったことが真実かどうかは、言えないということでした。
山口達也メンバーの言葉
本日は私の起こしてしまった件で、個人的な件でお集りいただきありがとうございます。
いま弁護士の先生もおっしゃっていたようにまだ処分が下っていません。
なので言えることが少々制限されますが、これだけ世間を騒がしてしまったこと、被害者の女性、友人、ご家族の為、そしてお怒りの方、呆れている方、心配してくれている方、応援してくれている方の為にも、まず処分が決まる前に自分の口から報告したいと思いました。
と涙ぐみながら語りました。
質疑応答
Q:詳しい経緯について
A:1月15日よりお酒の関係で調子が悪くなり入院し2月12日に退院した。
朝仕事をした後、お昼を買いに行った時に退院もしたしお酒を飲みたくなった。
退院の片づけをしながら飲みすぎてしまい、かなりの量を飲んだ。
その時点で酩酊状態だったが、被害者に電話をして家に来てもらった。
Q:社会的立場にあったのにどうして?
A:気が緩んだとしか言えない。
私ひとりの仕事ではないのに、認識が足りなかった。
Q:書類送検された後も番組出演をした理由は?
A:2月12日にそういうことがあったとは知らずに仕事をしていた。情けない。
その間、彼女はつらい思いを一か月していて、したくもない話を警察に話して、思い出して苦しむ日々を送っていたと思うと言葉にならない。
Q:メンバーに対する思いは?
A:城嶋茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也と23年間同じ方向を向いて走ってきた。
ジュニア時代を入れると30年。
人生の半分以上をメンバーと一緒に戦ってきて、助けられてTOKIOはここまできた。
私の身勝手な件で彼らがどれだけ辛い思いをしているのか、どういう想いで彼らが過ごしているかを考えるとどうしていいかわからない。
彼らがいて私がいる。
甘い考えかもしれないけど怒ってくれるのもTOKIOメンバーしかいない。
メンバーを信じて、もし自分を待っていてくれて、自分の席があれば、またTOKIOとしてやっていきたい。
……本当にすみません。
Q:ファンに対しては?
A:TOKIOメンバー5人だけではやっていけない。
5人そろって活動できるのはファンの支えのおかげ。
TOKIOは小さな子から年配の人まで応援してもらえるグループになりました。
本当なら手本にならなければいけなかった。
関係者、スタッフにも謝っても謝り切れません。
Q:被害者に対して…
A:「家に来れば?」と言われた時に被害者は断れなかったのもあるだろうし、「大人の男性は怖いな」と思うだろう。
もしかしたらこの件が一生忘れられないことになると考えたら、本当に申し訳ない。
Q:今後については?
A:無期限の謹慎があけた後とかそこまで考えが整っていない。
それは私が決めることではなく、被害者の女性、友人、ご家族の心が穏やかになって、以前のような生活ができることを願いつつ、毎日反省する時間を過ごしたい。
Q:今回の事件のきっかけは?
A:体を治すために入院していたのに、退院したその日にまた飲んでしまうという、自分の甘さが招いたことだと思います。
Q:今後はどのように?
A:気持ちを律して自分に甘えることなく、揺るぎそうになったらTOKIOメンバー、関係者、一番つらいであろう被害者、友人を忘れずに生きていこうと思います。
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