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坂本九、事故当日の謎の行動や不思議な運命とは?シンソウ坂上で語られる!

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1985年8月12日に起こった日本航空123便墜落事故。

 

乗客乗員524名のうち520名が犠牲になるという、日本航空最悪の事故であり、世界史上でも最悪の犠牲者を出した航空事故です。

 

この事故に巻き込まれ、坂本九さんがお亡くなりになったのはみなさんご存知と思います。

 

坂本九さんが帰らぬ人となって34年。

 

2019年8月8日の『直撃!シンソウ坂上』では、坂本九さんのご家族が出演し、奥さんにあてたラブレターや馴れ初め、親子のエピソードなど、坂本九さんの素顔が語られます。

 

また坂本九さんの事故当日の謎の行動も語られるとか。

 

今回は日本航空123便墜落事故当日の坂本九さんの謎の行動や、飛行機に乗るまでのお仕事などを調べてみたいと思います。

 

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坂本九さんの事故前日・当日のお仕事や事故のあらまし

1985年8月11日、司会を務めていた『クイズクロス5』の収録のため広島に前日入りした坂本九さん。

 

翌12日に収録を終えた坂本九さんは、東京へ戻ります。

 

坂本九さんの元マネージャー・香川弘行さんが大阪で選挙活動を始め、その応援に駆け付けるため、『クイズクロス5』収録後そのまま大阪入りを予定していましたが、うつみ宮土理さん司会のラジオ『歌謡スペシャル』の代役を務めるために帰京。

 

8月12日は10時30分に自宅を後にし、ラジオ『歌謡スペシャル 秋一番!坂本九』の収録に向かいます。

 

収録語、羽田空港18時発、伊丹空港18時56分着のJAL123便に搭乗するため空港へ向かいました。

 

18時24分(離陸から12分後)、緊急事態が発生。

 

機内で衝撃音が響いた直後、各座席に酸素マスクが落下し客室乗務員の指示に従って酸素マスクを着用。

 

一部の座席では着水に備え、救命胴衣の着用なども行われました。

 

機内は異常発生後も大きな混乱に陥ることもなく、落ち着いて行動していたそうです。

 

一般的に飛行機の墜落事故は異常発生から数分で墜落することが多いのですが、JAL123便は30分以上飛行を続けていました。

 

この時間で遺書を書く乗客も多かったのだとか…坂本九さんは何を思っていたのでしょうか…。

 

8月14日、坂本九さんの遺体が発見されます。

 

不時着時の姿勢(前席に両手を重ね合わせて頭部を抱え込み、全身に力を入れる)で見つかった坂本九さんは、普段から身に着けていた笠間稲荷のペンダントが胸に突き刺さっており、このペンダントが坂本九さんだと断定する決め手にもなりました。

 

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坂本九さんの数奇な運命とは

坂本九さんは本来、国内の移動は全日空(ANA)を利用していました。

 

当時日本航空(JAL)は事故が多かったので、嫌っていたそうです。

 

所属プロダクションも妻の由紀子さんも「飛行機は全日空で」と関係者に伝えるほど、徹底していたのだとか。

 

なので、事故のニュースを見たときに「日本航空だから乗っているはずがない」と、坂本九さんの家族は信じていました。

 

しかし、12日の夕方羽田発の全日空は埋まってしまっており、用意できたのは日本航空のみ。

 

坂本九さんの友人、プロボウラーの矢島純一さんは事故の1週間前にこのことを聞き、「何としてでも変えたほうがいい」と勧めたそうです。

 

が、坂本九さんは「せっかく手配してくれたのだから(チケットを手配したのは香川弘行さんの秘書)」と、そのまま日本航空に搭乗しました。

 

この時に日本航空へ変えていたら…。

 

そもそも『歌謡スペシャル』の代役が無ければ日本航空に乗ることもなかった坂本九さん。

 

なんとも数奇な運命ですね…。

 

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坂本九さんの事故当日の謎の行動とは

8月12日に収録されたラジオ『歌謡スペシャル 秋一番!坂本九』では、

 

『ステキなタイミング』、『上を向いて歩こう(欧陽菲菲さんとデュエット)』、『For The Good Times』、『We are the world』、『心の瞳』、『親父』、『見上げてごらん夜の星を』、『懐しきlove-song

 

を披露。

 

『心の瞳』は歌う予定のなかった楽曲で、急遽披露されたのだとか。

坂本九さんは『心の瞳』が完成した時、「コンサートのアンコールに歌う曲ができた!」と喜んでいたそうです。

 

しかし、墜落事故でその夢は叶わぬことに…。

 

事故当日の9時頃、庭で体操をしていた坂本九さん。

 

「今日は雲の流れが速いから飛行機に乗りたくないな」

 

と傍で遊んでいた次女の舞子さんにつぶやいたのだとか。

 

また、子供を抱っこして喜ばせるのは坂本家では当たり前の光景でしたが、事故前日の夜は舞子さんを抱っこしたまま目をつぶっていたそうです。

 

その姿を見て、「何かいつもと違うな」と由紀子さんは不思議に思ったそう。

 

そして8月12日の10時30分頃、家を後にする坂本九さんは何とも言えない表情をしていて、由紀子さんの脳裏に焼き付いて離れませんでした。

 

坂本九さんは何かを感じ取っていたのでしょうか…。

 

虫の知らせだったのでしょうかね…。

 

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