「オネエすぎるお坊さん」、水無昭善さんという僧侶をご存知ですか?
名前を見てピン!と来なくても、水無昭善さんの顔を見たら「あーこの人知ってる!」という人も多いはず。
お坊さんなのにオネエということで話題になり、テレビに引っ張りだこだった水無昭善さん。
ある時からその姿を見なくなりましたよね?
どうやらあるトラブルが原因で師匠から絶縁され、表舞台から抹殺されていたんだとか!
今回は水無昭善さんのプロフィールや、どんなトラブルで師匠から絶縁されたのかなどの現在を調べてみたいと思います。
水無昭善さんのプロフィール
名前 水無昭善(みずなし しょうぜん) 本名 非公表 生年月日 非公表 出身地 岩手県久慈市 好きな食べ物 お餅、さくらんぼ 趣味 カラオケ、遊園地 所属事務所 スカイコーポレーション
幼いころからお寺に出入りしていた水無昭善さんは、15歳の時に仏門に入ります。
高野山真言宗総本山で修業を積み、23歳で阿闍梨となり、2007年からは自身が設立した祥炎山不動院の住職として務め始めました。
※高野山での阿闍梨とは、弟子たちの規範となり「法を教える僧侶」のことで、一般の僧侶が持つべき最低限の資格になります。
水無昭善さんが世間に知られるきっかけとなったのは、2009年10月26日に放送された『森田一義アワー 笑っていいとも!』でした。
今は無き、タモリさんの笑っていいとも!で「ホントに来てくれるかな?おネエすぎるお坊さん」というコーナー企画をやったんです。
…なんともマニアックでピンポイントな企画(笑)
そしてその企画に集まったのが、水無昭善さんただ一人でした。(水無昭善さんによると、知人の僧侶に騙されて出演させられたんだとか)
このときの水無昭善さんがすごいインパクトで、笑っていいとも!内で「水無昭善さんに聞いてみよー!」というコーナーが作られ、出演者や視聴者の質問や悩み相談を行うようになるほど。
それから様々なメディアに引っ張りだことなりますが、ある時から水無昭善さんはぱたりと表舞台から姿を消してしまいました。
それはあるトラブルが原因だったのだとか…。
水無昭善さんに起こったトラブルとは?
水無昭善さんはAmebaでブログを運用しています。
毎月更新されていたブログは、2013年8月より突如更新がストップします。
何も言わずにブログ更新がなくなり、メディアにも出演することがなくなった水無昭善さん。
2013年当時に投稿されたヤフー知恵袋に
「オネエすぎるお坊さんの水無昭善さんって現在何してるんですか?」
と突如姿を消した水無昭善さんを心配する声もありました。
その沈黙が破られたのは2015年2月、「事務所からのお知らせ」というブログが更新されたのです。
事の始まりは2013年夏以来、ある人物による水無昭善への誹謗中傷行為及び、出版各社に匿名で水無を誹謗中傷、販売中止を求める電話を執拗にかける、また事実に基づかないデタラメな内容のチラシを作り配布し、水無の講演が行われると講演主催者やその地元警察署にまで電話を掛け、公演中止を求める等、行き過ぎた妨害行為がありました。
また、この人物は昨春、水無と高野山の師匠が離弟関係に至ったことを取り上げ、チラシやネットを通して「高野山を破門になった偽坊主」と騒ぎ立てました。
しかしながら、この様な事実無根の話を作り上げ、師匠と水無の師弟関係を破綻させ、更には離弟にまで追い込んだのは他ならぬこの人物なのです。
自らを特定されぬ様、非通知電話、匿名郵便物等を用いていますが、我々は既にこの人物の所在を関東圏のある地域に特定しており、今後更なる迷惑行為を続けるならば必ず法的手段に訴え、厳正に対処する所存です。今現在は、弁護士を通じて警視庁に相談継続中と成っております。
出典:水無昭善公式ブログ
水無昭善さんは2013年夏ごろよりある人物から誹謗中傷を受けていたそうです。
このある人物の嫌がらせの対処に追われ、ブログの長期休止やメディア露出が減少したのでしょう。
ではどのような誹謗中傷があったのでしょうか?
水無昭善さんへの誹謗中傷とは?
ネット上にはこのような書き込みがありました。
岩手県久慈市天神堂にあると主張される寺院。具体的な住所は公表されていない。現在祥 炎山不動院は宗教法人の登録が確認出来ない。岩手県久慈市に祥炎山不動院が存在すると いう記述がホームページにあったが、現在削除されている。東京道場と称する場所も詳細 な住所は省いている。
出典:ヤフー知恵袋
水無さんは、高野山真言宗の高僧とメディアに登場された当初から、寺の存在が確認出来ないとネットで騒がれていました。
その後、週刊女性で高僧ではない、高額な霊視トラブル、著書には、岩手県久慈市天神堂に寺院と、記載されているが、ご近所の方はお寺がある様には見えないと報道されました。
記事によると、東京道場とされる、高級マンションに相談料 、1時間3万円 それを3回以上通わないとみれないと言われ、更には2回目からなぜか、お供物代として1万円以上が請求され、1回あたり4万円から費用がかかり、通った結果ケンカ別れになったとありました。
出典:ヤフー知恵袋
岩手県久慈市にはそのような寺院の存在はない、相談料が高額、といった内容が多くありました。
2012年に発売された『週刊女性8月7日号』では、
『おネエ和尚 水無昭善 グレーな経歴と相談内容に疑問の声が・・・「100日の修行で高僧」に高野山が待った!』
というタイトルの記事が掲載されました。
この記事では
- 水無昭善さんは本当に高野山真言宗の高僧なのか?
- 岩手県久慈市に祥炎山不動院(水無昭善さんが住職を務める寺)は無い
- 相談者は相談内容の結果や相談料に不満
というようなことが書かれていたようです。
これに関して、水無昭善さんのマネージャーが更新した、2012年7月27日のブログにこう記されていました。
以下出典:水無昭善公式ブログ
- 水無昭善さんは本当に高野山真言宗の高僧なのか?
高野山については本年2月に放送されたTBS系番組「ブラマヨ衝撃ファイル」内で高野山に於いて水無が山内を紹介するシーン、旧知のご住職と語らうシーン、お勤めのシーンなどが放送されており、高野山真言宗の僧侶であることは既に明らかです。
もし、水無に本当に問題があるならば、ご住職(それこそ高僧)の番組出演は有り得なかったし、高野山も撮影許可を出さなかったはずです。
「阿闍梨」「高僧」については記者から事前に確認されていればご説明できたのですが、最初の著書の帯に「阿闍梨」「高僧」を入れたのは出版社の意向で、出版新人の水無はお任せするしかなく、これは出版社も認めておられます。
しかし、当出版社によれば「高僧」で辞書をひけば、「位の高い僧」「仏法に通じた徳の高い僧」とあり、後者の意味合いだったとのことです。
→テレビ番組で水無昭善さんが高野山を紹介したり、旧知の住職と会話している。高野山真言宗の僧侶でなければ、高野山から撮影許可が下りなかったはず。
また高僧とは「仏法に通じた徳の高い僧」という意味で、決して偉い僧侶と言っているわけではない。
- 岩手県久慈市に祥炎山不動院(水無昭善さんが住職を務める寺)は無い
「祥炎山不動院」は水無の実家に壇を設えてお寺にしているものです。代々続くお寺に生まれたのではなく、初代僧侶となった場合は、自宅、マンションに壇を設えてお勤めされている形のお寺もあることを知って戴きたく思います。
→初代僧侶は自宅やマンションに壇を設えていることもあり、必ずしも寺を建てているわけではない。
- 相談者は相談内容の結果や相談料に不満
一般のご相談についても、その内容、結果についての満足、不満足はカウンセリングや人生相談でもまま有りますし、相談料が安くないかどうか、ご相談に行くかどうかも実際にお金を支払う人の判断次第だと思います。料金はHPに明記されています。
→相談に対する答えが不満なのは、カウンセリングや人生相談、占いなどでもあること。相談料についてはHPに記載してあるので、金額を見て実際に相談を受けるか判断して欲しい。
というわけで、週刊女性に掲載された内容は全くのデタラメなのだと発言されました。
しかし、週刊女性の記事を信じたとある人物が、水無昭善さんに誹謗中傷を繰り返したのですね。
当時の水無昭善さんはまさに「やってらんな~い」って叫んでいたことでしょう。
ただ、こちらの著書の中で「近所の住民は誰もが寺院を知っていて評判が高い」と、あたかも立派な寺院があるような書き方をしているようなので、読者が「え?あそこにそんな寺ないじゃん」と疑問に思ったのも事実でしょうね。
水無昭善さんは一度破門になるも復籍
水無昭善さんは2012年春に高野山真言宗を破門(離弟)されました。
詳しい破門理由はわからず推測となりますが、高僧としてメディアで扱われたり、本を出版したり…そういった点が問題視されたのではないでしょうか。
水無昭善さんに「自分は高僧ではない」という思いがあっても、メディア出演時には「高僧阿闍梨・水無昭善」と紹介される…。
メディア的には高僧として紹介した方がおいしいわけですから。
ただ、それは高野山僧侶からしたら
「水無昭善が高僧?高野山の阿闍梨は一般の僧侶が最低限持つべき資格なのに?」
と疑問に思う方も多かったのでしょう。
しかし離弟後、水無昭善さんと師匠の伝燈大阿闍梨氏は弁護士を交え会談し、離弟に至った件は行き違いと誤解によるものだということを確認しあいました。
事実を知った師匠・伝燈大阿闍梨氏は、すぐに水無昭善さんの復籍を行いました。
一度は破門になるも復籍した水無昭善さん。
11月9日に放送される爆報フライデーでは、水無昭善さんが出演し、破門になった経緯や現在が放送されるので、どんな内容が語られるのか楽しみです。
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